第2回 公認心理師試験 問題と解説

近刊(2020年2月18日刊行)
第2回 公認心理師試験 問題と解説

池田暁史[編] 公認心理師試験対策グループ*[著]

本書序文より

「ここに『第2回公認心理師試験 問題と解説』をお届けします。第2回公認心理師試験は2019年8月4日に実施されました。9784906502455受験者数は16,949人、合格者数は7,864人で合格率は46.4%でした。第1回公認心理師試験(受験者数35,020 人、合格者数27,876人、合格率79.6%)と較べて受験者数も半数以下となっていますが、予想されていた通り、合格率も顕著に減少しています。今後、合格率がどの程度のところに落ち着いていくのかはまだ判断がつきません。

出題の傾向についてもまだ2回の試験しか経ていない現状では、確実なことはいえません。率直にいって今回も、普通に勉強している限りでは試験対策のしようがない、いわゆる難問奇問が出題されており、試験としての質が安定するにももう少し時間がかかりそうです。とはいえ第1回、第2回と2度の試験を経たことで、重点的に出題されやすい領域も徐々に見え始めてきています。特に条文に目を通して理解しておくべき法令はかなりはっきりしてきたのではないでしょうか。

第3回公認心理師試験は、2020年6月に実施される予定です。第3回からはいよいよ、公認心理師法が施行されて以降に大学院修士課程に入学し、所定の科目を修了した正規の受験者が試験に挑むことになります。本書の学習を通して、読者の皆さんの課題がより明確となり、学習が効果的に進んでいくことを願っています。

さて今回の『第2回公認心理師試験 問題と解説』では前著を執筆された3名の先生から執筆陣が総入替えする形になっています。時間的にも内容的にも私ひとりでは到底期限内に出版させることは叶いそうになかったので、日頃一緒に勉強する機会のある優秀な若手および中堅の臨床家の力を借りることにしました。簡明かつ充分な解説という前著のよい点を可能な限り引き継ぎたいという私の願いを理解して、皆が真剣によい原稿を書いてくれたと思っています。もちろん私は全ての原稿に目を通して、必要であれば朱を入れています。」(池田暁史


主な内容

公認心理師法(第2,43,44条)/多職種連携/20世紀心理学の3大潮流/子どもの知能検査/実験における変数/量的変数の尺度水準と9784906502455.PT01散布度/統計手法/プライミング/条件づけ/社会的判断/パーソナリティ障害/神経細胞の生理/集団心性/社会的参照/中枢性統合/神経心理学的テストバッテリー/治療関係/フォーカシング/ライフサイクル/児童の虐待死/マルトリートメント/心的外傷後ストレス障害(PTSD)/成人の知能検査/児童・生徒の暴力行為/心理効果/いじめの重大事態への対応/形成的評価/反社会性パーソナリティ障害/事故発生モデル/緊張病/オピオイド/保険診療/ストレスチェック制度/学校における自殺予防/公認心理師法(第1,2,40,41条)/Alzheimer型認知症/メタ記憶的活動/半構造化面接/スクールカウンセラーの情報共有と対応/育児介護休業法/脳機能局在論/児童相談所/教育基本法/スクールカウンセラーの役割/SOAP 形式/就労継続支援B 型/アレキシサイミア/心理面接における沈黙/多職種チームでの対応で求められること/公認心理師法(第2,32,42,43条)/緩和ケア/障害者差別解消法/行動変容ステージモデル/二次的外傷性ストレス/少年法(虞犯少年)/女性の更年期障害/うつ病の妄想/公認心理師養成のための実習/児童虐待/EAPでの心理検査/発達検査のテストバッテリー/不安への対応/インテーク面接での対応/高齢者の不眠/大人のひきこもり支援/子どもの急性ストレス障害/ADHDの子どもへの対応/いじめ防止対策/テストバッテリー/向精神薬の副作用/老年期の心理/性的虐待/スクールカウンセラーの初期対応/会社員の疲労感への心理的支援/学生相談室における心理的支援/病院における多職種連携/急性ストレス障害(ASD)/心的外傷後ストレス障害(PTSD)/生物心理社会モデル/怒りの感情/分散分析の帰無仮説/運動視/学習理論の動物実験/視床下部-下垂体系/記憶障害へのリハビリテーション/社会的視点取得の発達段階/ディスレクシア/Flynn効果/幼児の心理検査/回想法/デイケアにおける利用者ミーティング/自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害(ASD)/解離性障害/注意欠如多動症の二次障害/適性処遇交互作用/自殺のリスクマネジメント/生徒指導/合理的配慮/社会的絆理論/キャリア形成・発達の諸理論/ナルコレプシー/産後うつ病/学校における医療機関との連携/成年後見制度/労働者へのメンタルヘルスケア/学校現場におけるトラウマへのケア/自殺のリスク/公認心理師の業務/共同注意/9 つの気質尺度/親の養育行動/集団療法/心理療法の効果研究/更生保護/評定バイアス/糖尿病/ベンゾジアゼピン受容体作動薬/生活困窮者自立支援制度/児童の出席停止措置/ストレス反応/心理支援担当者の不在/スーパービジョン/準実験的研究法/集団テスト/ギャンブル障害/心理的アセスメントの他職種への報告/秘密保持義務/対人魅力/J. Piagetの発達段階説/PECS/田中ビネー知能検査Ⅴ/二次予防/知的障害の子ども対応/物質使用障害/親権/犯罪被害者等基本法/分散分析/社会的認知/危機介入/認知症が疑われる患者の心理検査/心理的アセスメントの実践/社会構成主義的アプローチ/行動変容ステージモデルに基づいた支援/虐待種別/虐待によるトラウマ反応/プログラム学習/教育評価法/高齢者虐待への対応/高ストレス者のアセスメント/いじめに対するスクールカウンセラーの対応/配偶者暴力(DV)への支援/長時間労働者への健康管理室の対応/睡眠衛生指導/地域包括支援センター/労働者の職場復帰支援

*公認心理師試験対策グループ
安藤美波/飯野綾香/池田暁史/池田恒平/越膳航平/大場康平/尾久守侑/白神理/玉田幸/西尾ゆう子/濱本優/星野修一/水越貴也/茂市耕平/山口昂一

[A5判、並製、約164頁、定価(本体1800円+税)2020年2月15日発行予定] ISBN8978-4-906502-45-5 C3011