書店様各位

 (2010年2月5日)


すでにご注文をいただいた仕入れご担当の皆さま
まことにありがとうございました!


この新刊に少しでも関心をもってくださった書店様へ

いつもたいへんお世話になっております。
久しぶりに「新刊委託」の対象となる書籍を発行することになりました。
書名はズバリ「ラカンは間違っている」。――あの構造主義の旗手、ジャック・ラカンを正面から批判したちょっと挑発的な雰囲気が漂う本です。
ラカンはもともと精神分析医であり、「心の病い」を治療するセラピストだった人です。
著者エヴァンスも、「患者」の病いを治すために、ラカンの精神分析を深く学んだのでした(その成果は「ラカンの精神分析事典」としてまとめられています)。
しかし、ラカンの精神分析をやっても患者さんはちっともよくならない、それどころか逆に怒りだしてしまう始末。なぜなのだろう、と考えながら、臨床家としてのエヴァンスはラカンの理論を再検証するうちに、ラカンは実は本気で治療のことなんて考えてなかったんじゃないか、という疑念がだんだん強くなってきて・・・。ついにかれはこんな論文を書いてしまいました。

「ラカンは間違っている」はもともとはある単行本のなかに収録された論文「ラカンからダーウィンへ」に、書き下ろし「4年の後に」、アメリカでカウンセリングの教育を受けた訳者のコメント「カウンセラーの立場からエヴァンスを読む」を加えたものです。
エヴァンスの本はすでに何冊か翻訳出版されており、名前に見覚えのある読者の方は少なくないと思います。監訳者、桜井直文氏はオング『声の文化と文字の文化』やイリイチ『生きる思想』(いずれも藤原書店)などで、きめの細かい翻訳で知られる研究者です。冨岡伸一郎氏は現在路上生活者支援活動を行っているカウンセラー、この本が翻訳デビューになります。

 ご注文について  
買切注文としてご発注いただけると嬉しいです(返品入帖はいつでも了解します)。
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「ラカンは間違っている」 スリップつき注文書(PDF)

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